青春スケッチ★犬飼い編

雑種の女の子・ラブリー(4歳)散歩が大好きな甘えっ子です。

スピーカーの謎:ラブリーとの散歩で明かされた秘密 #謎解き

今日の朝散歩は、私が目覚ましをセットしなかったので

いつもより30分遅くなってしまった。

少し歩いたらラブリーが立ち止まり、

その先の何かをしきりに気にしている。

何があるのかさっぱり私にはわからない。

ススキの藪の中に何か恐ろしいもの?

ラブリーはずっと考えていたけど、くるりと後ろを向いて

戻り始めた。車が置いてある場所の近くまで来ると、

草が私のひざ丈くらいある空き地を見て何かを狙っている。

リードを固定して行かないようにしていると、

ふっとまた散歩コースの方へ歩き始めた。

 

 

さっきの何かわからないものを確かめようと思ったのか、

そちらへずんずん近づいて行った。

農家の倉庫の壁から、何かの機械の大きなホースが出て、

地面まで伸びていて空気か水を排出しているようだった。

何回も行ったり来たりして落ち着かない様子のラブリー。

 

 

あれは大丈夫だよ、怖いなら去りましょうよ。

と右往左往しないようにまたリードを止めると

もうウロウロするのを止めた。

 

 

散歩の続きね~と歩き始めたときに、

その家の壁についている小さいものに気が付いた。

それは夏の間じゅう、私たちが行くと

ギャーギャー、キーキーと警戒鳴きをしていた

「ヤマドリ」の声を再生し続けるスピーカーだった。

各方角を向いて3つくらい付いているのだった。

私は、ずっと、キジを追いかけそうになるラブリーが散歩に来るたびに

仲間に知らせるヤマドリの声だと思っていた。

その声はキジの声とは違うので、よくそこら辺にいる鳥の特徴から

職場の人が「多分ヤマドリじゃないかな?」と推定したのだった。

 

 

スピーカーと知って、ずっこけた。

ラブリーは本物の鳥じゃないことはわかっていたのかなあ?