すこし前に、飛んでいるハエを叩き落して
ラブリー様が食べやすいようにしてあげたところ、
余計なお世話しないでよね、と言いたげな表情で
じっと見つめられたことがあった。
彼女がハエをハントする楽しみを奪ってはいけなかったんだ
と反省した私は、頼まれてないのに手を貸したりしないことにした。
それがこの前、高いところを飛んでいるハエに「ワン!」と吠えていたので
チラッと見ると、トコトコとこちらへやってきてまた戻った。
これは「取ってほしい」ということなのだと直感したので、
ハエを上から下に「フー!」と吹き飛ばした。
すると、ラブリーはパクっとキャッチしてムシャムシャとハエを食べた。
そしてまた私のところに来て鼻でツンっとつついた。
「サンキュー!」という感じで。
今朝、また高いところを飛ぶハエに苦労していたが
しばらく放っておいた。そろそろ助け船を出すべきか?
と悩んで「取ってあげようか?」と声をかけてみたら
「よろしく」と言っている気がしたので、
また上から下へ吹き飛ばして、ラブリーが食べやすいようにした。
ラブリーさんのお役に立てて嬉しいわあ。