青春スケッチ★犬飼い編

雑種の女の子・ラブリー(4歳)散歩が大好きな甘えっ子です。

散歩と犬の愛:事故からの教訓

3月15日にリードワークの出張レッスンを受け
なんとゆっくり歩けるものよ!
と感動したのですが・・・・。
なんとその翌々日の夕方、
散歩中に左手の薬指の関節を折る、
という大惨事に見舞われました。
ええ、犬は無事です。



その日ラブリーは歩き始めからやけに興奮していました。
(思えば昼間、最近落ち着いているから大丈夫、
と高をくくって玄関先まで灯油の配達を頼んでいたのです。
それって想像以上に怖かったのかも。)
野生動物かなにかの匂いにどんどん反応していき、
そろそろ暗くなるし、車の行き来も多くなってきました。
早めに引き返す算段をすべきところでした。
でもつい道路のそばまで来てしまいました。



収拾がつかなくなり、ハーネスの持ち手を握って
引き留めようとしていました。
そしてラブリーがハーネスを抜けて行こうと
体をひねった時、中指以降の3本によじれた持ち手が絡まり
抜けなくなってしまってのです。
つい、「痛ーい!!」と大きな声で言ってしまいました。
ラブリーはそれに驚き、さらに同じ方向に回りました。
ますますねじれる持ち手。指はボキボキと鳴りました。
指が折れる!と思ってまた声を上げると、
どんどん回るラブリー。
パニックになる私(とラブリー)。


痛みに耐えながらじっとして、
これはハーネスを外すしかない、
ダッシュして車に飛び込むようなことは
しないだろう、しないよね?
と決めて、バックルを何とか外しました。
ハーネスもねじられてきつくなっていたので容易ではありませんでした。
案の定、ラブリーはダーッと疾走して行きましたが
道路を渡るようなことはしませんでした。
私は家の方向へ戻ると、ラブリーも飛び跳ねながら付いて来ました。



部屋へ急いで戻って、夢中でアイスクリームと
ピーナツバターを瓶ごと持って下へ降りました。
じっと待っていると行ったり来たりしながら近づいて来ました。
静かにその好物を差し出すとペロペロなめ始めました。
そうっとハーネスをつかんで太いリードを付けました。



いつも、脱走して捕獲すると、
なんとなく本人も安心したような様子なのですが
今回も同じでした。
立ち上がって、車の中で一旦落ち着いてもらおう思いました。
一緒に乗って、アイスクリームを少し食べてもらい
しばらくしたら部屋に入ることができました。



持ち手に挟まれてねじられた左手の中指・薬指・小指は
触ると痛かったけど、動かすことはできました。
捻挫とかかなあ、明日病院行ってみよう、と思って
その夜は早めに休み、翌朝の散歩はハーネスに短いリードで
ゆっくり歩きました。
ところが出勤前に病院へ行き、レントゲンを撮ってもらうと、
「折れてますねえ。」
という・・・ことでした・・・。



なんということでしょう。
とうとう病院沙汰・・・。
色々と心の葛藤がありましたが(
それは後で書くとして、
1か月半経った現在、
骨はきれいにつきました。
そして硬くなってしまった関節が動くように
リハビリに通っています。
そしてブログを書く余裕もできた、というわけなのです。



この事件以来、もっともっと本気でPONOPONOを
しようと心がけるようになりました。
犬の怖がることをしない(大声を出すとか、
私の留守に配達があるとか)
制御不能になる可能性のある場所で散歩しない、
速足について行かない、早めに避ける、
ということに特に気を付けるようにしています。



ほんとうに、犬を飼うということ
挑戦し甲斐のあることです。