青春スケッチ★犬飼い編

雑種の女の子・ラブリー(4歳)散歩が大好きな甘えっ子です。

ラブリーの暴れるきっかけを分析


イビキをゴーゴーかきながら寝るコブタちゃん。



飼い主骨折事件から4か月が過ぎようとしています。
ここ2~3日のラブリーは、割合落ち着いていて、
飼い主にどうして欲しいのかをハッキリ主張したり、
散歩の時に怖いものを避けてコースを変更したり、
飼い主が「そっちに行くのはやめとこ」とか
「そろそろ帰りましょうよ」に応じてくれるようになりました。


それもこれも飼い主が精神的に少し落ち着いてきたこと、
ラブリーの暴れるきっかけをよくよく分析してみたこと、
暴れるのはラブリーのせいじゃなく、恐怖や不安にさせるコトやヒトのせい
だと理解するようになったこと、
などの成果だと確信しています。


といっても、前回のように油断せず、気を引き締めて
ラブリーちゃんを大事に扱いたいと思います。


ところで、犬に指をへし折られるという体験は
とても強烈でした。
犬を飼うことを決めた少し前に、
大型の愛犬に引き倒されてろっ骨を折ったけど
それでも犬が可愛い、という話を聞きました。
信じられるような信じられないような話だと思いました。
その時は「へえ。」としか言えませんでした。
まさか自分がそんなことになるとは・・・。


折ったばかりの頃は、犬を恨み、自分も恨みました。
じゅん先生には「犬も自分も責めないで、新しい気持ちでやりましょう。」
と言われたものの、指が不自由だということにイラつき、
それでも散歩は行かなければならないし、
「なんでこんな・・・」と2~3日は鬱々としていました。


そんな思いで過ごしている飼い主とは反対に、
ラブリーは基本普段と変わりがない、ということに気が付きました。
もちろん、私がケガをしたことは分かっている様子ではありましたが・・・。
「あんたはケガしてないもんねえ。」
と皮肉っぽく言った途端に、思い出したことがありました。


ラブリーが家に来て2ヵ月ほどの時に、
知り合いに紹介してもらったペットシッターに預けました。
3回目くらいの時に、なんとラブリーの両前足の肉球
ベロンと丸く剥けるケガをして帰って来ました。
(そのときのことは、また後で書くとして)
ラブリーはその時、私を恨んだか?そのシッターを恨んだか?
と考えると、そうではなかった、と思うのです。
ラブリーはただ傷む前足を黙々と舐めて、
アスファルトや土の道を歩くときはびっこを引いて、
芝生のところへ連れて行くと喜んで、
というように足を怪我しても大好きな散歩を
精一杯していました。


そのことに思い至り、未熟な飼い主は
犬ってすごいな、犬の素晴らしさってこういう所なんだな、
と発見をしたのです。